
私の実家は「のんちゃん」という犬がいました。
コーギーです。本日、安らかに亡くなりました。
家族と話し、「存在することの価値」をとても感じたので、その話を。
■犬の「のんちゃん」
うちの「のんちゃん」は13歳でした。
私が帰ると家の庭で安らかに眠っていました。
声をかけたら、いつもはこちらを向くんですが、今日は動きませんでした。
母親は悲しんでいました。
家族で話をしていると、「のんちゃんがいなくなって寂しい」と言っています。
「のんちゃんは、庭にいるだけだったけど、居なくなるととても悲しい」と。
■存在することに価値がある
私は家族や母親の言葉を聞いて感じました。
「のんちゃんは存在することに素晴らしい価値があった」
のんちゃんは何か努力していたわけではないけど、何か役に立っていたのかは分からないけど、
居ることにものすごく価値があった。
■私もあなたも、存在することに、すでに価値がある
そこで思うのは、存在することに価値があるのは、犬だけではない、ということ。
私たちも、本来、存在するだけで、ものすごく素晴らしい価値があるのは、明らかなんです。
努力しなくても
がんばらなくても
勉強できなくても
仕事できなくても
年収1000万円稼げなくても
家事できなくても
子供産めなくても
ただそこに居るだけで、価値がある。
■でも、結果出せないとダメ、って思ってる
何もできなくても価値がある、ことは明らかなのに、
やっぱり
努力して
がんばって
これじゃダメだって自分を責めて
もっと、できる人にならなきゃ
もっと稼いでる自分が良い
もっと良いお母さんにならなきゃ
もっともっともっともっともっと、、、
■もう許してあげても良い、と思うのです
私は最近、前より自分を許せるようになったんです。
前は
「もっと稼げて、もっと魅力的で、もっと素晴らしい人になる」と思って
「努力することが素晴らしい」
ていう考えでした。
でも最近は「何もできない自分でも、そもそも素晴らしい」て思っています。
のんちゃんと同じ、私も居るだけでかけがいのない、素晴らしい価値です。
そうすると、気持ちが楽になるんです。
だから、もし、がんばってがんばって努力して、
でもうまく行かなくて辛い人がいたら、
「もしがんばれなくても、私はあなたのこと、居るだけで素晴らしい価値があると知っています」
あなたの周りで、辛そうにしている人がいたら、この記事を見せてあげてほしいです。
もしかしたら、少し助けになるかもしれません。
そう自分の価値を信じられたら、存在給も上がるんだろうな、と思うのです。
存在給の記事はこちら→→月97万円があなたの「存在給」:心屋仁之助「一生お金に困らない生き方」