托鉢は100人の「貧しい人」からお布施をもらうこと。

托鉢は100人の「貧しい人」からお布施をもらうこと。

托鉢をご存じですか?
知っている人もいるかと思いますが、本当の意味をご存じですか?
その裏にある「想い」を聞くと、とても嬉しくなりますよ。

 

 

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■托鉢とは

托鉢とは、お坊さんの修業のひとつで、
笠を被ったお坊さんが、家を訪ねたり、道端に立って、手に持った鉢にお布施を入れてもらうことです。
お布施はお金ですね。

たまに街で見かけませんか?このような感じ
これは東京の銀座です。

托鉢は100人の「貧しい人」からお布施をもらうこと。

■托鉢でお布施をもらうのは「貧しい人」

ここがおもしろいと思ったのですが、
托鉢でお布施をもらうのは、お金持ちの人ではなく、あえて「貧しい人」からもらうそうです。
私は最初に聞いた時に思いました。なぜだろう。

その意図を聞いたときに感動しました、お釈迦さまのエピソードが下です。

■お釈迦さまのエピソード

お釈迦さまは、托鉢に向かう弟子に向かって言いました。
「お金持ちの家ではなく、貧しい人の家を回って、お布施を頂いてきなさい」

弟子たちは聞きました。
「お釈迦さま、なぜわざわざ貧しい人からお布施をもらうのですか?」

お釈迦さまは弟子たちに言いました。
「貧しい人たちというのは、自分が貧しいという理由で、今まで他の人に良い施しをしてこなかった。
だからこそ、今の貧しい状態になってしまっている。
私たちはお布施を頂くことで、このような貧しい人たちを救うのです。それが托鉢なのです。」

■托鉢のまとめ

私は托鉢の本当の意味を知りました。良かったです。
素晴らしいです。

貧しさは「自分のためにしかお金を使えない」ことから始まっている、だからこそ貧しくなってしまっている。
お布施を頂き「他の人のためにお金を使ってもらう」ことで、結果的に貧しい人を「豊かにする」。

托鉢にお金の大小は関係ないそうです。
自分もお布施をし、他の人(自分自身も含め)が豊かに幸せになるように、
お金が使えれば良いなと思います。

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